心に親が宿るまで
しりたい!
だれにでもストレスってあると思います。
強いストレスにも、打ち勝つ力ってどうやって養われるか知ってますか?
それは、幼少期の親との「愛着」です。
生まれたばかりの赤ちゃんは、自分ではどうすることもできません。
しかし、大人が「不快」を「快」にしてあげることによって、
人に対しての、信頼関係や安心感を学んでいきます。
これが「愛着」です。
少し大きくなってきてからも、怖いとき、不安なときなどに一番身近な大人、
「親」が子に対して「怖かったね。」「だいじょうぶだよ。」「あなたが大好き。」と
安心感を与えられれば、また元気をとりもどしてやっていこうと、がんばります。
不安になっても不快でも「快」にしてくれる。そして自分を愛してくれる大人がいる・・・。
何度も繰り返しながら子どもはそうして、信頼関係を築きます。
体が大きくなってきてから、前よりべたべたしなくなる子も多いでしょう。
でも今度は、幼少期に愛着を築いてきたことで、心に親が宿ります。
何かつらいことがあっても、愛着によって自分が愛された感覚があれば、
強いストレスを受けたとしても打ち勝つ力「レジリエンス」がつきます。
心に宿る親がいつでも守ってくれるという安心感があり、強く逞しい子へ成長するのです。
子によって、べたべたからすぐに離れるとは限りません。
思春期になっても、べたべたする子もいるでしょう。
子が求めてきたときは、応えて良いのです。